報酬プランの違い |
バイナリ | バイナリーとは2のことで、この報酬プランは最近主流になりつつあるプランです。 このプランは直接紹介者(直ダウン)を自分の直下に一定の人数(バイナリは2人、トリナリは3人) を置き、それ以上を系列上自分の直に置くことができないプランです。俗に言うネズミ講などで よく使われる倍倍図式を思い出すと分かりやすいと思います。一定人数以上の直紹介は自分からみて ダウンラインにあたる空いている部分にポジションを任意に置く事ができます。 このプランは直ダウンに規定数があるために自分のアップラインやダウンラインにリーダ的存在が いる場合、リクルーティングが苦手な人でも早い段階から収入を上げることが出来るために、比較的 初心者や、ビジネス思考の低い人でも収益を得やすいことになります。 ただし、このプランの性質上自分が努力しなくても組織構築されていくので他力本願になりやすい 欠点があり、組織が多きくても活動していない等、なかなかいい結果が出ないことも少なくありません。 初心者向きではありますが、課題点も多くあるプランです。 |
ブレイクアウエイ |
ネットワークビジネスでもっとも有名な報酬プランです。 このプランは会社によって決められた一定のポイント(売り上げのようなもの)や、その他 一定の条件を満たす事により、段階的に自分のランクが昇格していくプランです。 昇格する事により収入が上昇していきますが様々なプランの中で一番初期の活動が難しい プランといえるでしょう。元々このプランは口コミ流通の基本に沿って愛用者を第一に 考え作られたプランのため、毎月のリピート代そのものが自分が必要である物、つまり 愛用者である場合でないと長期的な計画で活動をし難いコトもあります。 またこのプランはシステム上買い込みや、在庫抱え、人狩りなど様々な問題点が産まれ易い プランでもあります(資格維持のためにノルマが必要な場合が多いため) このプランの場合、愛用者の獲得が一番健全な方法であり、成功への条件となります。 ビジネスとしては長期的展望で真剣に取り組むことにより非常に高額な収入を得る事が 可能なプランでもあります。 |
ユニレベル |
このプランは他のプランと混合で組んでいる場合が多いプランです。 特徴としては早い段階から収入を得る事が出来る点にあります。自分の組織グループの 流通がそのまま収入になるので分かりやすく、初心者には分かりやすいプランです。 このプランはブレイクアウェイのように直紹介者は全て自分の直下につくために 実力主義的な部分が強く見えます。自分の紹介者やダウンラインがリクルーティング能力 が低い場合なかなか組織が伸びていかない点があります。 収入方式がとても明快な為、計画が立てやすく、初心者にも分かりやすい反面、自信の リクルーティング能力が非常に問われるプランになります。 |
マトリクス |
このプランはリクルーティング能力が無くてもアップラインやトップラインからリクルーティング をしてくれる為、非常に組織を作りやすいプランのため、比較的早い段階から収入が得やすいプランに なります。 ただし、このプランの場合早い者勝ち的な要素が非常に強い為、商材や商品によってはマネーゲーム的 な要素が強くなる場合があるので注意が必要です。自分がどの時点で参加しているのか、商材は しっかりした物で、特定負担に見合うものか、そして、公平に収益を上げることが可能か冷静な目で判断 し、決定しないと大きな失敗をする可能性もあるので注意しましょう。 またリクルーティングをしないでも良いといった解釈が生まれやすくやはり、非活動的な他人任せな グループが出来やすくなります。 |
ハイブリッド |
このプランは単独のプランというより上記の様々なプランのメリットとデメリットから 良い点を残し、欠点を無くすといった形で複数取り入れたプランの俗称です。 単独ではメリット、デメリットが多かったネットワークビジネスの収入プランを複数取り入れる ことにより、欠点を補うといったものです。 例えば将来的展望で安定した高額収入が得られるブレイクアウェイの欠点である早期収入が得難い 点をユニレベルを加える事により早期収入を得やすくし、初心者でも取り組みやすいように改良 する。などといった形で使われています。最近の主催企業は大抵このプランに当てはまります。 問題点を解決し、利点を延ばし、欠点を減らす為にとてもいいプランだと思いがちですが、基本的 にネットワークビジネスでは還元率というものがあり、このレベル内でワーカーへの報酬を支払う ために、何かの報酬レベルを取り入れると言う事は、既存の報酬レベルを下げなくてはならない為 どのレベルでどの程度の還元率があるのかしっかりと自分で見極めていく必要があります。 |